1974-05-15 第72回国会 参議院 公害対策及び環境保全特別委員会 第11号
○矢山有作君 次は脱硫装置の問題についてお伺いしたいのですが、脱硫技術には、重油の中から硫黄分を取り除く重油脱硫や、それから重油を燃やした煙の中から硫黄分を取り除く、いわゆる排煙脱硫などがあるわけでありますが、重油脱硫は石油精製業などで設置されておりますが、そのうち直接脱硫装置は四十七年度末で十九万七百六十バーレル、それから間接脱硫が五十六万四千五百バーレルで、常圧蒸溜で生産される重油の約三分の一が
○矢山有作君 次は脱硫装置の問題についてお伺いしたいのですが、脱硫技術には、重油の中から硫黄分を取り除く重油脱硫や、それから重油を燃やした煙の中から硫黄分を取り除く、いわゆる排煙脱硫などがあるわけでありますが、重油脱硫は石油精製業などで設置されておりますが、そのうち直接脱硫装置は四十七年度末で十九万七百六十バーレル、それから間接脱硫が五十六万四千五百バーレルで、常圧蒸溜で生産される重油の約三分の一が
ところが、このごろになってまたまた出光が同じ地区に十五万バーレルの常圧蒸溜装置並びに接触改質装置の申請を出されたということを聞いたわけであります。いまのお話ではそれは事実のようであります。したがって、私は、ただいま申し上げましたような論点に従って、昨年度の姫路地域に起こったところの反対運動をどのように認識されておるかということを、通産当局にひとつお聞きしておきたいと思うのであります。
出光につきましては、三木先生がおっしゃいましたように、四十年八月四日付で、常圧蒸溜八万バーレルということで石油業法の特定設備の許可をいたしております。その際に、私どもは、水並びに大気汚染につきましてのそれぞれの数値を役所として調べまして、支障なきものと判断をいたしたのでございます。
納得のいくまでは工場は中止いたします、企業の中心部であるところの常圧蒸溜装置、世界最大のシーバース等もやりません、こういうことも約束いたしましたし、兵庫県としても、公害審議会の結論は一カ年かかると言っております。したがって、いずれ通産省、厚生省と連絡の上で地元としての結論を出すだろうと思うのですが、それまでは中止するということを言っておるように思います。
これは業法施行後各社から設備の申請がなされまして、常圧蒸溜設備、設計能力によりまして、昨年秋に約四十三万バーレル認可されておる次第でございます。そのほか、石油の分解設備でございますとか、改質設備についても認可が行なわれております。
昭和石油はこれが払い下げを受けた後は、着工後二カ年で原油精製能力月産一万五千バーレルの常圧蒸溜装置を主体とする一連の最新式製油装置とし、これに付随する諸設備を建設しようとするものであって、これが資金はシェル社借り入れ十八億円、社債発行五億円、長期借り入れ四億五千万円、短期借り入れ八億五千万円、計三十六億円、しかるに出光は石油販売業から精製業を営むこととなり、これが施設として前述の通り旧徳山燃料廠を払
特にわれわれがわからないと思いました点は、今燃料廠に土地が残つておりまして、その上にいろいろな設備がございますが、これのどれを具体的にお使いになりたいのかという問題、これは忽忙の間におつくりになつた申請だと思うのですが、一式、たとえば常圧、蒸溜装置一式というふうな表現が多くて、一式とはどれをさすのかという点がはつきりいたしませんと、われわれの方では契約ができないわけであります。
そうしてこれを三箇年計画のもとに、常圧蒸溜装置、キヤパシテイは一万五千バーレルのものでありますが、これを二基、減圧蒸溜装置七千五百バーレルのものを二基、接触改質装置五千五百バーレル、接触分解装置の一万五千バーレル、アルキレーシヨン装置の四千バーレル、こういうキヤパシテイを持つものを設備いたしまして、航空揮発油四十五万キロ、ジエツト燃料三十三万キロ、重油が三十八万キロ、かような数量の生産を行うことを予定
それを先刻申し上げましたように、初めのうち資金を使うことをできるだけ少くしようということと、なるべく簡単に作業に着手ができるようにして行こうということと、二つのために現在ある常圧蒸溜装置の設備を改造、手入れすることを根本的な方針として考えて行こうということでありまして、三年半後には最後の三万バーレルにはなるわけでありまして、最初の一年半の間は一万五千バーレル・キヤパシテイで運転いたします。